ワキガと自己臭症｜ワキガ手術の口コミ広場はワキガ手術Navi！！

ワキガに悩む人は、対人関係において悩みを持ちやすいものです。 自分のニオイが他人に迷惑をかけているのではないか、 ニオイが原因で周囲から嫌われているのではないか…など、 自分の中で不安や悩みを募らせ、 どんどん思い込みを強くしてしまう人が、 近年ではとても増えているといいます。

ワキガは人種間の差が大きく、 欧米の白人では7～9割にワキガが認められますが、 日本人でワキガ体質の人は全体の約1割と少数派ということもあり、 ワキガのニオイに対してより敏感だといいます。 ことに日本の現代社会では制汗剤や消臭アイテムなどが普及し、 「清潔＝無臭」のような感覚が蔓延するなど、 ニオイに対する寛容さがますますなくなる傾向にあります。

こうしたことを背景に、 最近では「スメハラ」（＝スメル・ハラスメント：不快な体臭で 周囲に迷惑をかけること）などという新語が生まれています。 さらに、年配層に対する「加齢臭」についても、 からかいの対象として会話に登場することが多いものです。 このように、あらゆる体臭そのものへの バッシングが強まっている風潮に対しては、 様々な意見が出ているところです。

自分のニオイへの思い込みが病的なレベルに至ったものは、 「自己臭症」と呼ばれます。 自己臭症の人は、専門の医療機関で診察した場合、 本人が訴えるほどの強いニオイはないことが多いといいます。 ところがこの場合は本人の心の悩みが深いため、 ワキガの治療に並行して、カウンセリングによって メンタル面のケアも行う必要が生じます。

つまり自己臭症は、初めに自分の強い思い込みが存在し、 その思い込みが不安を引き起こし、 その不安からさらに「ニオイが強い」と思い込むという構造の、 心因性疾患という側面を併せ持つのが特徴です。 しかし同時に、できるだけニオイをなくそうとする 近年の社会背景や指向性も、こうした心の病気を増やしている 原因の一つであることは間違いないでしょう。

自分では判断がつきにくいワキガの症状に悩んでいる場合は、 専門医のきちんとした診断のもと、 適切な治療をすることをおすすめします。 治療方法によっては保険が適用されますし、 万全のアフターフォローは美容クリニックならではのメリットです。 まずはお気軽にご相談ください。