ワキガを完治させるには｜ワキガ手術の口コミ広場はワキガ手術Navi！！

ワキガは、アポクリン汗腺から分泌された汗が 強いワキガ臭を発することで周りに気づかれやすく、 社会生活に支障をきたすことが多いものです。 また、緊張でワキに汗をかきやすい体質の場合は 服の汗ジミや黄ばみが気になるなど、 トラブルが多く悩みが深いといいます。 このように深刻なワキガの根本治療としては、 外科的手術が最も効果的です。

ワキガの外科手術の方法として、 かつては汗腺や皮脂腺のある皮膚を切除したり、 汗腺を吸引するといった方法が一般的でしたが、 いずれも取り残しができることで再発したり、 皮膚へのダメージが大きく傷痕が目立つなど、 効果が不確実で欠点が多いものでした。 そのため、現在では行われていないものがほとんどです。

現在主流となっている直視下摘除法（剪除法）は、 皮膚を3～4センチ切開し、皮下組織内のアポクリン汗腺だけを 目で確認しながら取り除く方法です。 執刀医が直接、目視で患部を確認できる唯一の方法なので、 再発の心配が少なく、完治率が高いことで定評があります。 また、脇の下のシワに沿って切開するので、 術後の傷痕も目立ちませんし、 100％近い脱毛効果が望めるといった多くのメリットがあり、 今では広く行われるようになっています。

ちなみに、現在も行われている他の方法としては、 特殊な削除器で皮膚の裏側から汗腺を取り除く手術法である ローラーシェービング法（イナバ式）がありますが、 目視で患部を確認できないために取り残す可能性があり、 確実性の点で直視下摘除法に劣ります。 また、特殊なマイクロウェーブによって 皮膚を切らずにワキガや多汗症を治療するミラドライは、 開発されて間もない新しい技法のため、 安全性や有効性を見極めるには症例数が少ないものです。

ワキガの完治が見込める直視下摘除法ですが、 アポクリン汗腺を見分けて確実に取り除くための経験や知識が必須なので、 担当医の技量次第で治療効果に差が出るという一面があります。 ですから、ワキガの根本治療として手術を考えるときは、 確かな知識と経験、治療方針を持った信頼できるクリニックに 相談することがとても大切です。 日帰り手術の実施や、術後の保証など アフターフォローが充実しているクリニックを選び、 ワキガのつらい悩みを根本から解消しましょう。